こんにちは、おかぜりです。
「せどり事業者は専業にならないほうが良い」
という意見をXでもよく見かけます。
本当にそうでしょうか?
個人的にはそういう意見を”稼いでいるであろう専業の人”が言っているのが違和感なんですよね。
どうしても「自分は特別だぞ」みたいなポジショントークに見えてしまいます。
(そういう感じではないと思いますがひねくれててすみません…)
確かに専業でやっていくにはリスクは生じますし、
普通に考えて副業の方がリスク無くお金を稼げると思います。
ただ、僕は専業になって良かったと思ってますし、周りには専業の人もいっぱいいて、どちらかというと専業生活を満喫している人の方が多いと感じます。
専業になった方が幸せになれる人も必ず存在するはずなんですよね。
ということを踏まえて、このブログを読んでいただいている人に少しでも良い判断をしていただきたいと思い、僕の考えを述べさせていただこうと思います。
“せどりは副業でやるべきか?それとも専業か?”
冒頭のように専業に否定的な人もいますし、
専業に肯定的な人ですと、「本業の給与と同額稼げたら考えてもよい」という人もいます。
僕の意見としては
「専業になっていい人」と「なってはいけない人」が存在して、
専業になってもいい「明確に基準がある」のでそれで判断するのがいいと思ってます。
そして、さらには「粗利額だけでなく”ある要素”も加味して考えていくべき」なんですよね。
僕の教え子達は、そういう基準を満たしてから専業になっていくので、専業になったとしても廃業率はかなり低いです。(というかほぼ廃業しない)
だから今日は、その辺の「副業か?専業か?の判断基準」についてお話ししようと思います。
おかぜりの実績とか
僕自身は専業でせどり事業に取り組んでいまして、
・せどり歴8年目(法人7期目)
・年商1億以上(物販・コンサル・卸)
・Brain”利益率改善マニュアル”280部突破
・不動産賃貸業も行う
・自社在庫管理ツールの開発
・某大型コンサルの元メイン講師
・他社スクールのサポート
・今まで700人以上にせどりを教えてきた
・月粗利100万円オーバー多数輩出
・現在は個別コンサル30人
(副業と専業が半々)
このような実績がありまして、今回のテーマに関しても自信を持って語れると自負しております。
僕の経験を踏まえた上で大事になるポイントが
①専業と副業の違いを明確に理解する
②自分がどちらに向いているのか?適性を見極める
大きく、この2つが鍵を握ります。
このポイントを押さえるだけでも
「焦って専業にしなければ良かった」
「もっと早く独立してれば良かった」
などの失敗のリスクを大幅に減らせます。
今回の話は、副業のままでいる人にもかなり重要な考え方を話しますので、
「自分は専業にはならないから」と読み飛ばさずに、
最後まで読んで、しっかりと頭に叩き込むことをオススメします。
専業と副業の違いを理解する
まずは、専業と副業の違いを理解して置くことが最初のステップになります。
おかぜり的専業のメリットとデメリットについて
僕は、元々会社員の状態からせどりを始めて、2年で専業になりました。
この辺の詳しい話はこちらを読んでいただきたいのですが
【まずはこちら】限界会社員おかぜりがせどりで年商1億経営者になれた理由
専業でせどり事業に取り組むメリットは大きく3つありまして、
①自由な時間が増えたこと
②ストレスのない環境ができたこと
③別事業が出来たこと
を僕自身は実感しています。
逆にデメリットの部分で言うと
「関わる人が減ってしまった」
という点がしいて言うと挙げられます。
つまり、
会社員時代と比べて、時間も自由になるし、無駄な人間関係のストレスなども無くなって、他の事業にも取り組めるようになった一方で、孤独を感じやすくなったということですね。
これは僕の経験談なので、生徒さんたちの状況も踏まえて、せどり事業の専業・副業の違いについて深堀りします。
専業と副業のそれぞれの特徴
専業でせどり事業に取り組むことと、副業で取り組むことの違いは大きく3つの点で異なっています。
この表をみて欲しいのですが、
大きく、
①自由な時間
②収入(給与)
③人間関係
の面で違いあって、さらにそれぞれのメリット・デメリットが表裏一体になっているイメージで考えていただければいいと思います。
先ほどの、僕個人が専業になって感じたメリット・デメリットの延長でもありますが、
1.自由な時間の使い方に関して
専業になれば、会社で働いていた時間の分をせどり事業に回しながら、自分のペースで働くことができるので、自由な時間という意味では増える形になります。
たとえば、
・趣味のための時間
・家族と過ごす時間
などを増やすことも可能なので、こういった時間を大切にできるというメリットが専業にはあります。
ただ、一方で専業になって時間を自由に使えるようになってしまったことで、「ダレてしまう人」も居るので、「自分がどういうタイプか?」を見極めるのが大事になってきます。
2.収入面の違いについて
収入面に関しても、専業であれば「頑張れば頑張った分だけ、対価がもらえる」という、会社員時代にはないメリットがあります。
逆に、「稼ぐ能力がない人が専業になると終わる」というデメリットもあるので、まずは稼ぐ能力があることが前提となります。
3.人間関係の違いについて
会社員を辞めて、専業になると「人間関係も自分で選べる」ように変化します。
これは、ストレスフリーな面もある一方で、「自分から人間関係を構築する努力をしないと孤独を感じやすい」というデメリットもあるので、頭の片隅に入れておくといいと思います。
自分が専業に向いているのか?を見極める方法
ここからは僕が、生徒さんにアドバイスする際に、「自分は専業が向いているのか?副業のままの方がいいのか?」を判断する方法を解説します。
大きな流れは
①まず、自分の価値観を大切にして考える
②専業に向いている人の特徴に当てはまるか?考える
で、それぞれ詳しく解説していきます。
①自分が大切にしている価値観を具体的にする
これはかなり重要なポイントなのですが、
あなた自身が「どうなりたいのか?どうしたいのか?どう思ってるのか?」という価値観で、専業になるのか?副業でやるのか?は大きく関わってきます。
会社員のメリットも大きい
また、忘れてはいけないのが、会社員を続けることによるメリットの面で、
・収入の保証面
・世間体
・保険などの制度の優遇
・ローンの審査の通しやすさ
・会社で働く楽しさ
など、専業にはないメリットも多くあります。
もし、上記であげたようなメリットが本業で多く受けられそうと考えるなら、一旦副業でせどり事業にコミットしてみるのが、個人的にはオススメです。
理由は、
・いつでも専業になることはできる(逆は大変)
・せどりがうまくいかなかった時にリスクヘッジになる
という2点があるからですね。
また、会社に対して不満がある場合は
“転職をすることで解決するか?”を考えてみると良いです。
せどり収入があれば余裕を持って転職活動が出来ることもせどりの利点です。
自分の価値観として、
「月100万絶対稼いで成り上がりたい!」
「今の会社がつらすぎて抜け出したい!」
みたいな感情がないのであれば、
まずは副業で頑張るのが賢い選択だとも思っています。
また、この考えがかなり重要なのですが、“会社に何かあったり、会社から何か言われても自分を守れる体制”を作ることが重要です。
副業であっても専業になれるくらいの実力があると会社に何を言われても困りませんし、会社に依存しなくて済みます。
別収入をつくることが会社と対等でいられる要素になります。
また、そういう人の方が結果的に社内でのパフォーマンスも上がると思っています。
②専業が向いている人の特徴を知る
先ほどは、自分の価値観を具体的にすることで、副業がいいのか?という面と、本業があることによるメリットを解説しましたが、ココでは逆に「こんな人は専業でガッツリせどり事業と向き合うのが向いてる」という人の特徴を解説します。
700名以上の生徒を見てましたし、専業になった人もほぼほぼ廃業していないので、この特徴の目利きには自信があります。
1.せどりで稼ぐ能力があり、且つ○○な人
これはもう、当然と言えば当然なのですが、稼げないうちから専業にするという選択肢はありえないです。
おかぜり的な専業になっても良いボーダーラインは
“副業で月30万円の粗利が稼げる”です
副業の人が専業になろうと思ったら
粗利30万円稼げる能力が必要です。
専業では粗利60万円は最低ラインで欲しいです。
副業で30万円稼げる人は専業で60万円稼ぐことは難しくありません。
また、粗利30万円と言いましたが、
動き回っての30万円ではなく、ある程度余裕があっての30万円です。
余裕があるということは
・時給が高い
・電脳ができる
・縦積みが出来る
・外注化をしている
・融資を調達している
この辺りの要素をいくつか満たしていなければ到達できません。
このレベルに達していない人は、リスクが高いので専業になることをおすすめしません。
例えば
・骨折して店舗に行けなくなったらどうしますか?
・アカウント停止になったらどうしますか?
こういうリスクが常につきまとうので、リスクヘッジをする為にも、ある程度副業時代に構築していくべきだと考えます。
副業で粗利30万円を生み出すだけの実力がないのであれば、専業か?副業か?という判断の前のレベルじゃないかな?という状態だと思います。
2.良い意味でモチベーションがない人
「モチベーションが上がらないんですよね…」ということがあるような、モチベーションに左右されるようなタイプの人は、専業には向いていないと思います。
せどりは「事業」として取り組むのでモチベーションに左右されずに、取り組み続けることができる「目的意識の高い人」でないとなかなか難しいです。
とは言え、モチベーションが落ちていくことは大なり小なりあります。
そんな時は
“どうしたらモチベーションが上げられるか?”と
考えて行動できる人であればOKです。
3.主体的な人
何かのせいにする人もダメです。
専業になるということは、自分の事業を自分で組み立てていかなければなりません。
その中で「地域が悪い、家族が手伝ってくれない」みたいな、上手くいかないことを人のせいにするような思考の持ち主の人は、専業ではうまくいかないと言わざるを得ないですね。
(こういう人は副業でも上手くいかないし、どのビジネスをやってもダメだとは思いますが)
4.変化に対応できる人
近年はせどり人口も増えていて、せどりはどんどん高度になっています。
一時、稼げていたことが通用しなくなるなんてことは当たり前にあります。
同じことをずっとやり続けても、どこかで稼げなくなるタイミングが来て、廃業になってしまいます。
また、当面はプラットフォームに依存するかたちになるので規約の変更など様々なことに対応していかなければなりません。
生き残れるように常に可能性を模索していく対応力が必要です。
そこまでリスクを取りたくないという人は、副業の方がオススメです。
5.管理が苦手すぎない人
最後は「数字などの管理能力」についてですが、「絶望的でなければ大丈夫」です。
生徒さんの中にも「数字は苦手で・・」という人もいますが、テンプレやツールを活用することで、十分に利益を確保して安定経営をすることができています。
結論
最後に、「せどりは専業でやるべきか?副業でやるべきか?」の結論についてお話しすると、
専業になりたい人は
“実力があってリスクが許容できて、それでもやりたいならやってもいい”
ここでの実力とは
副業で月の粗利を30万円以上を稼げることで
さらに、その粗利30万円を余裕をもって稼げることが重要です。
そこまで達していない人は副業でやるべきだと思います。
副業でやっていく人は
“会社に依存しなくても良いくらい稼げる力をつけるべき”
という話ですね。
いずれにしても稼ぐ力は身につけるべきです。
ただ、今稼げていても
“ひたすら動き回らないと稼げない”
こういう人は、動き回らなくても良いようにしていくべきです。
つまり、長く稼ぎ続ける為に体制構築をしていく必要があります。
(※専業・副業問わず)
今回の記事で解説した内容をよく理解した上で、自分の進む道を想像してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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