せどりの仕入れ力が向上する3つの思考~700人を底上げした秘訣~

おかぜりです!!

今回はどのジャンルにも当てはまる
「仕入れ力が向上する3つの思考」
をお送りします。

これは僕自身の経験と700人に教えてきた経験
から抜粋した思考です。

これを実践していけば
仕入れのレベルは必ず向上していきます。

目次

はじめに

僕はせどりを始めて2年経ってから
専業になりましたが・・・

「いくら儲かっているか?」が
全く把握できていないまま
専業になってしまいました。

恥ずかしながら、
唯一把握できている数字は”月商のみ”でした…。苦笑

しかしながら、
運よく入った物販コンサルで
取り組み方や数値管理を教わったことで
せどりに対する価値観が大きく変わりました。

「せどり=ビジネス」

この言葉がせどりに対する考えを根本から変えてくれました。

皆さんは物販の数字は把握できていますか?

・毎月いくらの経費がかかっているのか?
・クレジットカード枠はいくらあるのか?
・いくら仕入れていくらの見込利益があるのか?
・利益率はいくつなのか?

・いくらの利益が出ているのか?
・在庫はいくらあるのか?
・その内不良在庫はいくらあるのか?

・銀行残高は?

このあたりは最低限抑えておく必要があります。

この数値をしっかり把握していないと
赤字なのか黒字なのかもわかりません

今回説明していく”仕入れ”ですが、
「いくら仕入れしたらいいの?」
「たくさん仕入れて売れなかったら資金ショートしないかな…」

など、不安もあるかもしれませんが、
数字を可視化し管理していけば怖いことはありません。

僕自身の経験でもありますが、
この数値を明確にするだけで仕入れ額が増え、
月の売上と粗利が大きく伸びていきました。

僕が教えてきた多くの生徒さん達も
同様の結果を出しています。

実は数値をしっかり可視化することが
仕入れ力を伸ばす第一歩なのです。

まずは、仕入れ自体のスキルを伸ばすよりも
仕入額が大きくなってもきちんと管理できる状態
にしておくことが重要
です。

そして毎月しっかり損益を出し、
数値を元に改善していくと
継続的に稼げるようになってきます。

販売管理費は把握できていますか?

まずは販売管理費の把握が大切です。

販売管理費が把握できていないと
黒字なのか赤字なのかも算出できません。

損益を出すのに必要不可欠の数字です。

その為、販売管理費がわからないと
「月にいくら仕入れたら良いか?」が
わからなくなります。

販売管理費とは・・

ビジネスをする上で
販売や管理にかかってくる費用です。

⬇️  ⬇️  ⬇️

【固定費】・・・毎月必ずかかってくる経費
     (Amazon登録料・ツール代など)

【変動費】・・・売上によって左右される経費
     (FBA発送費・梱包資材費など)

【返済費】・・・スクールやコンサル等の返済費

このようにエクセルまたは
スプレッドシートに記載して
経費を見える化していきましょう。

特に固定費は毎月発生していくので
使っていなくてもかかってきます。

その為・・・

「今月は活動をしていないから
 損益はプラスマイナスゼロだ。」
というのは当然ですが間違いになります。
(固定費分がしっかり赤字です)

仕入れ目標を達成することが大事

月に安定した売上をあげていく為には
上述した販売管理費をしっかり把握して

・毎月いくら仕入れをしないといけないのか?
・何日稼働していかなければいけないか?

の計画を立てて遂行していく流れになります。

例えば10万円の粗利が欲しい場合、
(販売管理費が5万円で稼ぎたい金額も5万円の場合)
利益率が20%だと売上は50万円が必要です。
(売上50万円×利益率20%=粗利10万円)

その為の必要な仕入れ金額は
目安として30万円程になってきます。
(売れない商品もあるので実際にはもう少し多いですが)

また、クレジットカード枠は
60万円分が最低必要になってきます。
(※1ケ月に使用できる金額は
  カード枠の半分になります。)

上記の数字を元に
「30万円の仕入れをする為には?」
と日割りに落とし込んでいきます。

計画通りに仕入れをしていけば
自然と売上は上がってきます。

仕入れにフォーカスしていくことが
安定して売上をあげるコツです。

仕入額を追わないで
売上ばかりを気にする人は
売上は当然安定しません。

仕入れ額を増やす前に数値を可視化し、
仕入目標を設定していきたいところです。

まずは数値を可視化することが
不可欠という話でした。

では、本編の
「仕入れ力が向上する3つの思考」
お伝えしていきたいと思います!!

①利益の出る4つのフェーズを理解する

Amazon販売システムは
「需要と供給」によって成り立っています。

普通に店頭でリサーチしていくと
並んでいるほとんどの商品は
Amazonで販売しても利益は出ません。

Amazon相場は基本安いですし、
我々が販売すると販売手数料を取られるからです。

では、
どういう時にAmazonで販売して
利益がとれるのでしょうか?

一言でいうと
「需要と供給のバランスが崩れた時」です。

・生産完了となり店頭に並ばなくなった
・SNSで商品が高値になった
・閉店セールで安く買えた

などです。

このように利益を出していくのですが、
実はどのフェーズで利益が出るかを
理解することが非常に重要です。

⬇️  ⬇️  ⬇️

■基本的な4つのフェーズ
1.安く買って定価で売る
2.安く買って高値で売る
3.定価で買って高値で売る
4.高値で買ってもっと高値で売る


この4つのフェーズのどこに当てはまるのかを
理解する必要があります。

「安く買って高く売る」のがせどりですが
定価以上で買っても利益が出る場合があります。

なぜならばAmazonは販売価格を自由に決められるからです。

にも関わらず
「安くないと利益が出ない」と思っている人は多いです。

しかし、安い商品しかリサーチしなかった人が
「定価で買っても利益が出るプレ値商品」を
対象にすることで仕入れの幅は広がってきます。

定価は安いですか?

普通に考えたら安くはないですよね。

でも、せどりは相対的なものなので
価格相場が高くなれば定価でも利益が出ます。

その場合はせどりにおいて「安い」になります

もっと言うと、さらに価格相場が上がったら
定価より高い商品を仕入れても利益が出ます。

定価以上の商品が安くなるんです。

せどりにおいての「安い」の概念
理解することが非常に大事です。

逆にAmazon本体がいたとしても
ものすごく安く仕入れできれば利益は出ます。

にも関わらず
「Amazon本体がいると避ける」人もかなり多いです。

こういったことを踏まえて
「どんな時に安く買えるか?」
「どんな時に高く売れるか?」
を「深く」考えていくことで
仕入れスキルは向上します。

・クーポンを使うと安く買える
・セールの日だと安く買える
・セットにすれば高く売れる
・寝かせをすれば高く売れる

このような思考になってくるのですが、
例えばただクーポンを使うだけではなく
「底値の店舗でクーポンを使う」など
誰よりも安く買うことができると強い
です。

自分よりも結果を出している人がいたら
かなりの確立でこのような取り組みをしています。
身近にいたら研究してみましょう。

どのような差があるかを理解して
取り入れていくことができると仕入れ力は上がります。

②自分の得意なジャンルを突きつめる

“○○せどり”が良いからといって
そこに飛びつくのではなく
「自分の好きなジャンル・得意なジャンル」
を突きつめた方が良いです。

それは何故かというと・・・

結局は
「商品と相場を覚えることが近道」
だからです。

この商品は相場が〇〇円だから
「この店は安い(高い)」
とわかる人が強いです。

同系列チェーンの店舗で同じ商品を
扱っていても商品の値段が違うからです。

底値で仕入れができる人は
その分利益額が増えるし負けません。

主婦さんの買い物のようなイメージで
考えてみると良いと思います。

「ここの店は肉が安い」
「ここの店は大根が安い」
(※野菜全てが安いわけではない)

「この商品はこの店が安い」

主婦さんのイメージで徹底的に
価格比較をしてみましょう。

全ての商品でなくて大丈夫です。

どこにでも売っている商品を
5個くらいピックアップして比較しましょう。

ちなみにですが、
僕はこの商品を比較商材としていました。

https://twitter.com/zeri_kenzenka/status/1355040194341130241

こうして比較してみると
安い店舗・高い店舗を見分けることができます。

同じ商品を扱っていても安い店舗で仕入れれば
利益が出る可能性が高くなりますので
安い店舗に行く確立を高めることが重要です。

なぜ、”高い店舗””安い店舗”が存在するのでしょうか?

我々Amazonセラーを想像してみると
良くわかると思います。

⬇️  ⬇️  ⬇️

①資金回収が第一で安くても売り切る
②カートに合わせて売れるのを待つ
③待ってでも高値で売りたい

実店舗を運営している人も
「立地」「資金繰り」「ライバル店舗」の兼ね合いで
このようなことが起こってきます。

我々はどのような店舗なのかを見抜いて
利益が取れる店舗に行くことが重要です。
(①の店舗に行くと安く仕入れができます)

以上の理由で
自分の中の知識を活かせることが
大きなアドバンテージになってきますし
自分が好きなことには楽しくなります。

得意なジャンルが無い人は、
「やりやすいジャンル」
「苦手意識のないジャンル」

に絞ってやっていくと良いです。

そもそも何故僕が日用品せどりをしているか
というと家電せどりが難しかったからです。

そして日用品がやりやすかったからです。

日用品ばかりやっていたから
日用品で稼げるようになりました。

家電が得意なら家電をやれば良いのですが、
自分の状況を踏まえてやりましょう。

このような感じでは本末転倒です。

⬇️  ⬇️  ⬇️

・クレジットカード枠が無いのに
 平均単価の高い商品を扱う

・しゃべるのが苦手なのに
 交渉を必要とするジャンルをやる

・PCに向き合うと眠くなるのに電脳をやる

などです。

自分の強味や環境を考えた上で
得意なジャンルを突きつめることが望ましいです。

③ライバルとずらしていく

この思考も非常に重要です。

昨今ではせどり人口も爆発的に増えていますが
増えれば増えるほど利益商品は見つかりづらくなるし
すぐに見つかる商品は価格競争が多くなります。

これはまさしく“需要と供給の関係”でしかありません。

せどりは需要と供給の関係で成り立っているとわかっているのに
仕入れ商品は他の人と被りまくっていて稼げると思いますか?

Amazonは相乗りシステムが主になるので
価格競争がはたらきます。

そうならないように重要な思考が

“ライバルがしないことをしていく

になります。

例えば、
全国一斉セールに飛びついて大きく値下がりして
損切をした経験のある人は多いと思います。

また、
店舗に行っても利益商品が先に取られた
経験のある人も多いと思います。

その為
「ライバルが行かない店舗に行く」
という思考が大切になります。

では、ライバルが行かない店舗とは?

例えば、
店舗のルートを決める時に便利な
ロケスマというアプリがあります。

⬇️  ⬇️  ⬇️

画像4

「ホームセンター」と入力すると
登録されているホームセンターが表示されます。

初めて行く地域でも
ルートを組むことができる重宝するツールです。

⬇️  ⬇️  ⬇️

画像10

ライバルがロケスマを見て
行く店舗を決めるのであれば
ロケスマに載らない店舗に行ってみる。

例えば、
Googleで「地域+ホームセンター」で検索して
その地域にしかないホームセンターに行く。

こういった思考です。

他にも、

・全頭リサーチをする
・色々な店舗に入ってみる
・立地が悪い店舗に行ってみる

・販売タイミングをずらしてみる
・駐車場が有料の店舗に行ってみる

・現金しか支払いできない店舗に行

こういうこともしていくことで
ライバルと行動をずらすことができます。

ライバルと同じ動きをしていると
供給過多になる頻度が高く価格競争になり
結果、損切する可能性も高くなります。

逆に需要と供給を理解していれば
安値になった商品を刈り取りをするなど
チャンスにもなってきます。

「ライバルとずらしていく」

ここを抑えていく人が
今後も生き抜く条件だと考えています。

最後に

せどりは参入障壁は低いですが、
90%がやめていくと言われています。

僕の目から見ても最近始めた人は
「出品規制」や「引当金」などがあり、
昔に比べてハードルが上がっていると感じます。

辞めていく人も多い業界ですが、
一方で毎月利益を出している人もいます。

利益を出せる人は
「コツコツ積み上げている人」
「正しくせどりを継続している人」

です。

やり方も学ばないで仕入れに行き、
何もとれずに落ち込んでいる人もいますが
継続して行動をすれば必ず稼げるのがせどりです。

何故ならば
せどりは商品に価値がある
販売できる場所が確立されているからです。

僕も含め、せどり物販で生活をしてる人が
何人もいるのがその証拠です。

もう一つ重要なことを言いますが、
せどりは独学でやらない方が良いです。

ほとんどの人は利益商品が見つからなくて
挫折していきます。

さらに、利益商品を仕入れられたとしても、
商品の売り方や管理方法などを知らなければ
釣った魚を腐らせてしまうだけです。

そうなると
「せどりで稼いで夢を叶える」未来に
辿り着くのは難しい。

だからこそ、
独学で闇雲に仕入れを繰り返すのではなく、
理論と実践に基づいて正しく行う。

ここが大事になってくるんです。

冒頭でも述べましたが、
まずは数値を可視化していかないと
仕入れを伸ばすことは難しいので
出来ていない人は取り組んでいきましょう。

こちらの電子書籍は
“数値管理の土台作り”の基礎
網羅されていて効率よく学べます。

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・せどり事業の安定経営のための必須知識
・知らないと損する利益確保のノウハウ
・おかぜりが稼げるようになるまでの漫画

このような内容も入っておりますので
今日の記事が参考になった方は
是非こちらも読んでみてください。

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